250ml：1,190円
500ml：2,830円
1000ml：2,890円
赤みがとれた煤けた茶色。
長い年月にわたり囲炉裏やかまどの煙などで燻された煤竹の色をいう。江戸時代初期に登場した色名で、「銀煤竹」や「藤煤竹」、「柳煤竹」、「肥後煤竹」など約20色に派生し、多くは元禄期の色見本帳に取り上げられた。江戸中期には小袖や羽織などの色として大流行したという。
江戸時代、たびたび奢侈禁止令が出されたが、江戸の庶民はそれに抵触しない色として茶色や鼠色で微妙な色合いの変化を楽しみ、「四十八茶百鼠」といわれるほど多くの色を生み出した。煤竹色は、もっと赤みの強い色として紹介されることもあるが、江戸っ子の粋を表現すべく、色味を抑えた渋い色とした。
※お使いのパソコン、モニターにより、色の見え方は実際の色と相違がある場合がございます。
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