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私たちの想い

 日本の自然は色彩に恵まれ、また、その色彩は四季の中で様々に変化する。色とりどりの自然の中で、日本人の色彩感覚は育まれ、主に衣装の分野で和の色の文化は発展してきた。代表的なものに、平安時代の「かさねの色目」がある。表地と裏地で色をかえて組み合わせたり、十二単などで異なる色の衣を、袖口や襟元などをわずかにずらして着てグラデーションなどを表現した。いずれも、四季折々の移ろいゆく自然の色に衣服の色をなぞらえて楽しんだのである。

自然とともに育まれた日本人の感性
日本の見事な色彩美
 衣装以外にも、手紙の料紙などに見事な色彩文化がみられ、また、仏教美術や襖絵、焼き物、あるいは甲冑などでも色彩美を鑑賞することができる。和の色は、日本の様々な文化の中で発展し、日本人の感性を形成してきた。
 だが、色材は、自然由来ゆえ、色のばらつきや量的な制約があり、また、高価なものも多かった。

  塗料も色材という側面を持っている。塗料であれば、色のばらつきはほとんどなく、微妙な色合いをピンポイントで、量的な制約も気にせず楽しむことができる。しかも、本棚や椅子、テーブルといった家具から、内壁や外壁と、多様に色を楽しむことができる。ぜひ、塗料で、日本人の琴線にふれる和の色を、様々な場面で楽しんでいただきたい。

色材としての塗料
色をより深く楽しむために
 ただ、色を「深く」楽しむには知識も必要である。色は目で見て、視覚で感じるものであるが、色を感じる際に、脳はその色にまつわる経験や知識を動員してその色を「理解」もしている。色に関する知識が増せば、その色の楽しみ方も深まる。ワインやコーヒーを「深く」楽しむには、ワインやコーヒーの知識が必要なのと同様である。ラインアップの各色の紹介文で色名の由来や周辺知識をワンポイントでお伝えしている。ブログ等で、各色をさらに詳しく紹介していくとともに、色の使い方や配色テクニックもお伝えしていく予定である。

 また、色を「美しく」楽しむには、「きれいに塗れ」たほうがいい。といっても「職人の技」の領域までいく必要はなく、ちょっとしたコツや選ぶ道具でだれにでも「きれいに塗る」ことができる。こちらも、ブログ等でお伝えしていく予定である。

色の文化を広めるための情報発信
 日本文化を育ててきた京都の地において、創業は江戸時代後期からと京都ではまだまだ若輩者ながら、染料から塗料へと色とのかかわりを生業としてきた社として、和の色で生活を豊かにすることに少しでもお役に立てれば幸いである。
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